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| Traverse Orifice Opener |
| Taper |
Tip |
Length |
| 17 |
| .08 |
25 |
818-8251 |
【適応】
Traverse Orifice Opener:象牙質除去と根管口形成に使用する歯内用ロータリファイルです。
Traverse Rotary Glide Path:象牙質除去とグライドパス確保に使用する歯内用ロータリファイルです。
【禁忌】
このファイルにはニッケル、チタン、およびクロニウムが含まれています。これら金属アレルギー患者に使用することはできません。
【警告】
・ファイルは滅菌済みで、単回使用専用です。使用後は必ず破棄してください。
・滅菌パッケージが破損していた場合は破棄してください。
・ファイル分離のリスクが高まるため、大きくあるいは急角度で根尖湾曲した根管には使用できません。
・ラバーダムまたは適切な歯科手技にて歯を分離し、患者による装置吸入または摂取のリスクを最小限に留め、術野の滅菌状態を維持してください。
・Orifice Opener は作業長まで使用しないでください。このファイルは根管の冠側1/3部で使用する装置専用です。
【注意事項】
・ストレートラインアクセスは適切なロータリファイルの使用に必須です。
・ロータリファイルの使用前に、必ずX線写真および/または根管長測定器を使用して作業長を決定してください。
・ロータリファイルには低速ハンドピースが必要です。ファイルは使用前にハンドピース内へ適切に固定してください。
・ファイルは根管へ挿入する前に連続回転してください。推奨トルクと推奨速度は以下のとおりです。
| 装置 |
速度(rpm) |
トルク(g-cm) |
| Traverse Rotary Glide Path |
500 |
150 |
| Traverse Orifice Opener |
500 |
350 |
・根尖部では根尖への圧力を最小限に留め、根管に装置を押しつけないように注意を払ってください。
・ファイルの溝をこまめに洗浄し、変形や磨耗の兆候がないか点検してください。
・ファイルの変形や鈍化、溝の不均一、機能の異常が認められた場合は破棄してください。
・根管をこまめに洗浄してください。
・装置の使用中、選択した根管潤滑剤で髄腔を充填してください。
・治療中は穿通性と作業長を再確認してください。
・ファイルは単回使用専用のため、再使用するとファイルの分離および/または交差感染のリスクが高まる可能性があります。
・使用期限が過ぎたファイルは滅菌状態が保証されませんので、使用しないでください。
・ファイル破棄については地方自治体および関係省庁の法規に従ってください。
【手順】
ストレートラインアクセス/Traverse Orifice Opener
1.Traverse Orifice Openerでプレフレアを始める前に、根管へのストレートラインアクセスを確保します。
2.あらかじめ回転させているTraverse Orifice Openerを根管へ挿入し、抵抗感があるまで進め、その後、根尖側に2mm未満進めます。根管の冠側1/3部を拡大しすぎないように注意してください。
3.根管潤滑剤とISO規格サイズ最低#10のKファイルを使用して、根管から根尖孔まで通します。最善の結果を得るため、可能であれば電気式の根管長測定器で作業長を決定してください。
Traverse Rotary Glide Path
4.小さな根管では .13/06 グライドパスファイルを使用し、大きな根管では .18/06 グライドパスファイルを使用して、作業長が完全に達成されるまで根管を受動的に進みます。根尖側に1-2mm進むごとにファイル溝を外して洗浄し、ファイルの変形と磨耗の兆候がないか点検します。
5.作業長全体に到達する前に大きな抵抗感がありグライドパスファイルに粉塵が付着していない場合は、グライドパスファイルを進めて長さ調整する前に、小さな根管の冠側1/3部を拡大するためにハンドファイルの使用を検討してください。
6.洗浄と形成手順へ進む前に、穿通性と作業長を再確認してください。
洗浄、消毒、滅菌に関する指示
この装置は滅菌済みで、ガンマ線滅菌されています。再滅菌しないでください。
